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「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2024年4月)「テクノグラフィック」で読み解くMarTechの現在

今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。【訂正あり】

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 今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)国内顧客ドメイン数TOP10<2024年4月16日>(出典:TecPlus)

 ランキングの動向は、1ブランドを除き、対前月比で増加傾向がみられました。

 コストパフォーマンスに優れているといわれている「EC-CUBE」が、前月から273の増加でした。また「Shopify(ショッピファイ)」がプラス107で2カ月連続で躍進し、それぞれランクを1つ上げました。

 一方、「MakeShop(メイクショップ)」がマイナス94で大きく順位を下げました。

【訂正】:2024年5月20日午前1時10分 初出時のグラフに誤りがあったため、修正しました。

EコマースにおけるAIトレンド

 人工知能(AI)は、あらゆる業界を革命的に変化させています。独ECDBは2024年1月、「AIトレンド in Eコマース 2024」を発表しました。以下に、主要なポイントを紹介します。

  • AIの重要性の高まり

 AI、特にChatGPTやパーソナライズされた画像作成は、Eコマースを変革します。AI市場は、ユーザーエクスペリエンスとマーケティングの強化におけるAIの役割にけん引され、2021年の960億ドルから2030年には1兆8500億ドルに達する見込みです。

  • AIの世界的な経済への影響

 AIの生産性と消費への恩恵により、2030年までに世界の経済貢献額は15兆7000億ドルに達する可能性があります。この影響は大きく、中国とインドを合わせた生産量を上回っています。

  • EコマースにおけるAIトレンド

 2024年のAI主導のEコマーストレンドとしては、マーケティングのパーソナライゼーション、ラストタッチアトリビューションの重要性、小売メディアネットワーク広告、ガバナンスとデータプライバシーの重視などが挙げられます。eBayやAlibaba.comのような例は、顧客体験と業務効率の改善におけるAIの役割を示しています。

出典:Artificial Intelligence(AI)Trends in eCommerce 2024: Images, Pricing & Chatbots(外部リンク/英語)

この連載について

TecPlus(テックプラス)はAI塔載型チャットツールを提供するチャットプラスが提供する競合テクノロジーの導入・解約情報データ(テクノグラフィック)サービスです。同サービスは高精度のトラッキング技術で国内150万以上の企業のドメイン・URLを解析。海外および国産の1000以上のツールについて、「いつから導入開始?」「いつに解約された」「企業のテクノロジー環境は」「どのサイトへ導入されている?」などを特定し、自社の営業活動やマーケティング効率を最大化するデータ提供を国内ICT企業やDXを促進する一般企業向けに提供しています。これを基に当連載ではテクノグラフィックデータにフォーカスし、関連製品の導入数ランキング(直近1カ月)を週替わりで紹介します。


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