10代の7割超がショート動画を「ほぼ毎日見ている」――LINEリサーチ調査：今日のリサーチ

LINEリサーチは全国の男女を対象に、ショート動画に関する調査を実施しました。

[ITmedia マーケティング]

　LINEヤフーが運営するスマートフォンを使ったリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、全国の10〜60代の男女を対象に、「YouTubeのShorts」や「TikTok」などのショート動画の利用状況に関する調査を実施しました。

10代がショート動画を視聴する理由は？

　平日・休日を合わせて普段ショート動画をどのくらい見ているか聞いたところ、「ほぼ毎日見ている」（※）という回答は10代で7割超、20代で約6割、30〜60代で3〜4割台という結果になりました。1日当たりの視聴時間は、「1日に、1時間以上」が10代で4割弱と最も高い割合となりました。年代が上がるほどその割合は低くなり、40〜60代では1割未満になっています。

「1日に、1時間以上」「1日に、30分以上〜1時間以上」「1日に、30分未満」の合計。

10代では「1日に、1時間以上」見ている割合が4割

　普段ショート動画を見ている人に、その理由・目的を聞いた結果、全体1位は「ひまつぶしになるから」でした。2位以降は、「スキマ時間で見られるから」「気軽／手軽に見られるから」「おもしろい動画が見られるから」「気分転換になるから」が2〜3割台で続きました。年代別でも60台以外の年代では「ひまつぶしになるから」が1位でした。

弱ショート動画を見ている理由は「ひまつぶしになるから」が全体1位（画像提供：LINEリサーチ、以下同）

　10代では「お気に入り／好きな人（推し）の動画・投稿を見るため」が他の年代と比べて高く、特に10代女性では、3割台後半の高い割合になっていました。また、10代では、「おもしろい動画が見られるから」も高い割合でランクインしています。ランキング外ではあるものの10代では、「話題になっていること・もの・人など、トレンドをキャッチするため」「縦型の動画で見やすいから」「刺激（爆笑／驚きなど）がほしいから」といった回答も、他のの年代と比べて高い割合となっていました。