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「Ponta」運営のロイヤリティ マーケティングがマーケティングBI構築サービス「COM-BI」を提供開始:充実したダッシュボードを提供
ビッグデータの分析技術を有するデータアナリストが、企業が保有するデータを整形・分析して可視化するサービス。
共通ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティ マーケティングは2024年4月9日、同社のデータアナリストが企業の保有データを整形・分析して効果的に可視化するマーケティングBI構築サービス「COM-BI(コンビ)」の提供を開始したと発表した。
Pontaのデータアナリストが企業のデータを整形・可視化
ビッグデータの分析技術を有するデータアナリストが、企業が保有するデータを活用できるように整形し、ビジュアル分析プラットフォーム「Tableau」に専用のダッシュボードを構築する。Tableauでの提供が基本だが、要望に応じて「Microsoft Excel」での納品にも対応する。
例えば、POSデータの活用に悩む小売り企業には、店舗ごとに売れ筋商品や併売商品を把握できるよう「時系列分析」「SKUランク」「併売ランク」「併売傾向分布」をグラフにして提供。データ授受のタイミングに応じて月次や日次など、タイムリーにダッシュボードを更新する。
企業の把握したい情報に対して保有データが不足している場合には、1億人超のPontaデータや政府統計などのデータを追加することも可能。Ponta会員の属性情報や利用履歴、Pontaリサーチによる意識データなど、要件に合わせて組み合わせてダッシュボードを提供する。
COM-BIの特長は以下の通りだ。
- データ整形から活用までを全面支援:Pontaの1億人超のデータを扱うデータアナリストが、企業の保有データの現状を分析。必要に応じて要件整理、加工、開発、運用、活用の各フェーズを支援する。
- データが足りない場合は、Pontaデータを追加して分析・可視化が可能:企業の保有データだけでは知りたい情報を得られない場合、Pontaデータや政府統計などを追加・分析してダッシュボードを提供。Pontaデータについては、会員の属性情報や利用履歴などのデータ、Pontaリサーチによる意識データの追加が可能。
- BI資格取得者によるディレクション:「Tableau」の認定資格であるTableau Desktop Specialist取得者がダッシュボードの開発を監修。導線や配色などのベストプラクティスに基づき、ダッシュボードのレイアウトを提案。
利用イメージ1:ペットショップ|POS分析ダッシュボード
- 課題:POSデータは蓄積されているが、活用できていない
- 支援内容:活用の用途をヒアリングして細分化し、用途ごとにダッシュボードを制作。最新の売れ筋商品や併売されやすい商品の組み合わせを店舗別に確認できる仕組みを実現した
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