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α世代親子の4割以上が1日の会話時間「1時間未満」――α世代ラボ調査今日のリサーチ

「α世代と社会・企業をつなぐ」をコンセプトにα世代の研究・情報発信を行うα世代ラボが、「α世代の親子関係・将来観に関する調査」を実施しました。

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 PR会社のオンヨミが立ち上げたα世代(Z世代に続く世代。およそ2010〜2024年生まれ)に関するマーケティング研究組織「α世代ラボ」は、α世代とその親を対象に「α世代の親子関係・将来観に関する調査」を実施しました。

 α世代の親に子どもとの1日の会話時間をたずねたところ、半数近くに相当する43%が「1時間未満」と回答しました(「30分〜1時間未満」が30.8%、「30分未満」が12.2%)。


α世代親子の1日の会話時間(出典:α世代ラボ「α世代の親子関係・将来観に関する調査」、以下同)

自己肯定感の高いα世代 9割以上が「自分のことが好き」

 α世代に何をしているときが一番楽しいか聞くと、1位は「ゲーム(テレビ、タブレット、スマホ含む」で、「友達と遊ぶ」を上回りました。3位には「SNS(YouTube、TikTokなど)」がランクインしました。α世代は自宅での一人遊びを好む傾向があり、それが親子の会話時間を短くしている一因になっている可能性があります。


α世代が一番楽しいと思うこと

 α世代の親に子どもとの共通の趣味があるか聞くと58.2%が「ある」と回答。子どもからの影響で好きになったコンテンツも41.3%が「ある」と回答しました。α世代の親子の間では、趣味・コンテンツなどの嗜好性の相似が進んでいることが分かります。共通の趣味としては「推し活」、子どもの影響で好きになったコンテンツとしては「アニメ」の回答が多く集まりました。


α世代親子共通の趣味の有無

 α世代の親に子どもをほめることと叱ることのどちらが多いかを聞くと、「ほめること」が70.5%と、圧倒的に多くなりました。また、α世代に自分のことが好きか聞くと91.9%が「好き」と回答しました。


α世代の親は子どもをほめることと叱ることのどちらが多いか

α世代は自分のことが好きか

 ほめて育てられたα世代は自己肯定感が高くなっていると考えられます。

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