調査リポート
デジタルマーケティング外注利用の選定基準1位は「価格の安さ」でもリプレイスの理由1位は……?――ナイル調査:今日のリサーチ
企業がデジタルマーケティングを実施する際の外注先の選定基準や満足度に関する調査の結果です。
ナイルは、全国のマーケティング従事者499人を対象に、デジタルマーケティング業務での外部ベンダー・パートナー(広告代理店、Web制作会社、コンサルティングファーム、MA/SFAツール提供会社など)の利用状況を調査しました。
同踏査の結果、デジタルマーケティングを実施する企業の約7割が、外部ベンダーやパートナーを利用していると回答しました。
他社への乗り換えを検討した人の約半数が挙げた理由とは?
外注先の選定基準では、「価格の安さ」(53%)を挙げた人が最多で、「コンサルタント/技術力の質」(48.1%)、「サービス料金の妥当性」(44.3%)がそれに続きました。
外注率は高いもののなかなか理想のパートナーとは巡り会えていない実態もあるようです。これまで外注したことのある366人を対象に、外注先の乗り換えを検討したことがあるか、または乗り換えたことがあるかを聞いたところ、約9割(86.1%)が「ある」と回答。他社への乗り換えを検討した315人に聞いた理由の1位は「安さで選んだ結果、逆に手間が増えた」(49.8%)でした。
外注先を安さで選んで後悔する人が多い実態は、今まさに安さ最優先で検討中の企業に広く知られるべき結果と言えそうです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.