「Sansan Data Hub」と「Treasure Data CDP」が連携、CDP上で顧客データの名寄せが可能に:営業DXを推進
Sansanはトレジャーデータと協業し、共同ソリューションの提供を開始した。
Sansanは、トレジャーデータと協業し、営業DXサービス「Sansan」と「Treasure Data CDP」のデータ連携ソリューションの提供を開始した。
Sansan×Treasure Data CDPでできること
Sansanが営業DXサービス「Sansan」のデータ連携ソリューションとして提供している「Sansan Data Hub」は、複数のシステムに分散した顧客データの統合とリッチ化を可能にする機能で、SansanのAI技術を結集した独自の名寄せエンジンを搭載している。
この名寄せエンジンは、その精度の高さから、SFA/CRMやMAツールの提供企業より、API公開に対するニーズが増加し、2022年9月にそれを実現している。今回もそのAPIを活用し、Treasure Data CDPとの連携を決定した。
Treasure Data CDPは、企業が全ての顧客データを統合管理し、活用するためのプラットフォーム(CDP)だ。Sansanとの連携により、煩雑になりがちな顧客企業情報と担当者情報を包括的に管理・可視化し、最適なコミュニケーションや営業活動の効率化を実現する。
具体的には、CDP上で顧客データの名寄せが可能になる他、Sansan Data Hubが外部情報ソースと連携し、会社情報や人物情報をCDP上の顧客マスタに新規で付与または最新情報に更新する。これにより、常に最新の顧客企業情報と担当者情報による、オンラインとオフラインを横断したコミュニケーションや提案活動が可能になる。
共同ソリューションの利用には、SansanおよびTreasure Data CDPの両サービスの契約が必要となる。
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