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高広伯彦氏がウェビナーマーケティングSaaSのBizibl Technologiesへ出資ツールの先にいる「人」のために

スケダチ代表で社会構想大学院大学特任教授の高広伯彦氏が、ウェビナーマーケティングSaaS「Bizibl」を開発・提供するBizibl Technologiesに出資する。

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 ウェビナーマーケティングSaaS「Bizibl(ビジブル)」を開発・提供するBizibl Technologies(以下、Bizibl社)は、スケダチ代表で社会構想大学院大学特任教授の高広伯彦氏から出資を受けたと発表した。

 Biziblは、動画をセミナー形式で配信する「ウェビナー」業務の一元化と自動化で工数を削減し、データ活用で成果を最大化するためのツール。Bizibl社はツールの提供だけでなく、顧客の成果を最大化させるための企画運用支援を含めたサービスを提供している。


左からBizibl Technologies代表取締役の花谷燿平氏とスケダチ代表の高広伯彦氏

あらためて、高広伯彦氏とは?

 1990年代後半、日本におけるインターネット黎明期に大手広告代理店でキャリアをスタートした高広氏はインタラクティブクリエイティブの領域で頭角を現した後、新しい広告ビジネス開発に興味を持ち、2005年にGoogle日本法人に移籍。AdWords(現Google 広告)やYouTubeの日本市場開拓業務を手掛けた。

 2009年には広告ビジネス開発のコンサルティングや各種マーケティングコミュニケーションの企画・コンサルティングを行うスケダチを創業。2012年にコムニコと共同でインバウンドマーケティング領域およびB2Bデジタルマーケティングの支援企業であるマーケティングエンジンを創業して代表取締役を務めた後、2014年からは再びスケダチの事業にフォーカスし、企業の各種マーケティング支援及びマーケティングサービス事業者の事業開発支援などを行っている。一方で、広報・コミュニケーションに特化した専門職大学院である社会構想大学院大学にて特任教授としてマーケティングやコミュニケーション戦略に関しての教鞭をとっている。

なぜBizibl社に出資するのか

 今回の出資についてBizibl社は、「国内外のマーケティング及びマーケティングテクノロジー領域に幅広い知見を持つ高広氏より、当社サービスの更なる価値向上へ向けた支援をいただく運びとなりました。氏の豊富な知見をいただきながら、顧客の成果最大化に取り組んでまいります」と述べている。

 「スケダチ」の屋号には、単なる相談相手としてのコンサルタントはなく、共に戦う者でありたいという高広氏の意志が込められているとされる。今回の出資に関する高広氏のコメントは以下の通り。

 「B2Cでは動画コンテンツがSNS上で普及している。同様に、B2Bでも“人”を感じる映像コンテンツがもっと必要である」

 “ウェビナー”という“手法”で話をしてしまうと、「何を今更」と考える人も多数いるかもしれない中、Biziblは、『人と情報をシームレスに繋げる』ことをミッションとして、事業を行っている。

 2014年に Bryan Kramer という人物が書いた『Human to Human: H2H』から引用すると、“ Business do not have emotion. Products do not have emotion. Humans do.(事業そのものには感情というものはない。プロダクトそのものにも感情はない。<しかし>人間には<感情が>ある)”

 もちろん、Biziblの提供する仕組みの利用者もだが、B2BかB2Cかは関係なく“ウェビナー”を活用する企業は今や少なくない。

 しかし現在、“ウェビナー”というものは多くのB2B事業者にとって、見込み客獲得のためのツールとして使われている。しかしながら、B2Bの取引の本質を買い手の立場からも考えると、「どういった人たちが提供しているプロダクトやソリューションなのか」ということも知りたい。B2Bであっても、必ずしも合理的で論理的な購買が行われているわけではなく、あくまでも買い手も売り手も「人」である。それゆえに、どれだけマーケティングや営業を支援するテクノロジーであったとしても、そこには感情も存在し、だからこそ「人」が最重要なコンテンツとなる。

 同じ情報であったとしても、誰が話すかによって受け止められ方や価値が変わってくるという経験は多くの人にあるだろう。そう考えると、デジタル領域でのコミュニケーションがB2Bの事業においても進む世界においては、“ウェビナー”という手法・ツールが“H2H”、つまり「感情」の部分まで人々に伝えるものであることは容易にわかると思う。

 “ウェビナー”というのは、「人」と「情報」の組み合わせによって、見込み客の獲得、見込み客からの顧客化、顧客(ユーザー)の学習機会の提供など、使い方は多様に考えられる。しかしながら一方通行の動画コンテンツになってはいけない。人と情報とがシームレスに繋がるというスタンス。それをもって、企業と顧客の「良い関係」を継続的に支援していく可能性を持つ仕組みと将来的なアイデア、および時代にあったコミュニケーション上のモラルを持ったメンバーが集まったBiziblが、新しい企業間、企業と顧客の関係性づくりを支援していくこと。今回の出資によって将来に渡ってのその歩みを見守り、そして私自身もBiziblの支援をしていきたいと考えている。

 Bizibl社は今回の出資を記念した特別企画として高広氏登壇ウェビナー「BtoBマーケティングにおけるコンテンツの役割 〜無形性のマーケティングとSurrogates〜」をBiziblにて12月6日に開催する。

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