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2024年のSNS大予測:Social Media Today
2024年まで、残すところあと数週間。次の12カ月でデジタルマーケティングへのアプローチをどのように変えていくか、計画立案のために知っておきたいことがある。
私たちが家の中に閉じこもって窓の外の世界を怪訝な目で眺めながら、ときにITマネージャーや子どもたちの先生役をこなしつつ仕事をするようになったときから、もう4年が経とうとしている。
まだ実感がわかない人もいるかもしれないが、2023年はもうすぐ終わる。2024年まで、残すところあと数週間となったのだ。ホリデーシーズンの準備もさることながら、私たちはまた、今後12カ月の間にデジタルマーケティングへのアプローチをどのように変えていくか、計画し始める必要がある。
2024年のSNSはどうなる? 2023年はどうなった?
次の波に先駆けて、これから訪れる大きな変化について話し合うときに、友人や同僚に賢く思われるようにしたいと思わないだろうか。私は毎年、次の年の予測を発表している。そして、過去の実績を見てもその的中率は80%前後であることが証明されている。信じられければ、ぜひ過去の私の予測を見ていただきたい。
著者による前年のSNS大予測(2022→2023)
- Facebook編:マーク・ザッカーバーグ氏が誓ったリベンジ、本当に実現できる?
- Instagram編:TikTok完コピもメタバース時代への布石?
- Twitter編:イーロン・マスク氏は結局妥協を強いられる?
- TikTok編:中国共産党と本当に無関係? “悪魔の証明”を求める声はなお強く
- Pinterest編:Google出身の新CEOに託された「Eコマース」と「探索」の強化
- LinkedIn編:「リスキリング」強化でますます使えるビジネスSNSに
- Snapchat編:他のSNSに機能をパクられまくってもニッチな存在感 再成長の鍵は?
さて、2024年のデジタルマーケティング担当者に訪れる大きな変化とは何だろうか。これから毎週、2024年のソーシャルメディアマーケティングに関する34の予測をプラットフォーム別にお届けする。まずは次回、世界で最も(利用者数だけ見れば)人気のあるソーシャルメディアプラットフォームであるFacebookから始めて、プラットフォームごとにその内訳を紹介する。
※本シリーズは7週連続で毎週土曜日に更新予定。
2024年のSNS大予測
- 序文と2023年の振り返り(この記事)
- Facebook編:Facebookの“ソーシャル離れ” フォローよりAI重視が加速
- Instagram編:生成AIでビジュアル編集強化、そしてThreadsは出オチで終わらない
- X編:イーロン・マスク氏の野望はいつ破綻する?
- Pinterest編:ARで小売業との連携を強化、ショッピングにより強いSNSに
- LinkedIn編:MicrosoftはOpenAIの最強パートナー 生成AIへの強みをどう生かす?
- TikTok編:TikTok全面禁止は結局のところあり得る?
- Snapchat編:AppleやMetaにも負けないAR、有料サブスクはさらなる成長の期待も
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