2023年のハロウィーン、渋谷スクランブル交差点の人流はどうなった？：今日のリサーチ

クロスロケーションズがハロウィーン期間における渋谷スクランブル交差点の人流データを分析し、2022年と比較検証しました。

[ITmedia マーケティング]

　2023年10月31日は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）が「5類感染症」に移行してから初めてのハロウィーンとなりました。10月5日に渋谷区長が世界のメディアに向けて「ハロウィーン目的で渋谷に来ないように」と訴えたことが話題になりましたが、実際にはどうなったのでしょうか。

　クロスロケーションズは、同社が提供するビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®（LAP）」を使用して、ハロウィーン期間（2023年10月27〜31日）における渋谷スクランブル交差点の人流データを分析し、前年と比較検証しました。

「ハロウィーンの会場じゃない」と言われた渋谷の人流はどうなった？

　例年多くの人で賑わうスクランブル交差点周辺の人流がどのように変化したか、スマートフォンのGPSデータを独自技術により解析した統計データを基に分析した結果は以下の通りです。対前年比の比較では、2022年の数値を100とした場合、2023年は約10％の減少となりました。事前の呼びかけや交通規制の影響とみられます。

渋谷スクランブル交差点周辺の人流調査。2023年10月27〜31日と2022年10月27〜31日を比較