「平成レトロ」「Y2K」が大ブーム、次に復活しそうなトレンドをChatGPTに予測してもらった:「AI」にマーケティングについて聞いてみた
マーケターが気になるあれこれについて「AI」に質問してみる本連載。今回のテーマは「平成ブームとその次」です。
「アジアの純真」「ルーズソックス」「へそ出しファッション」――。平成の時代、1990年代後半から2000年代に流行したアイテムが「平成レトロ」「Y2Kファッション」などと呼ばれて注目を集めています。昭和から生きている身からすると、「平成がレトロと呼ばれるなんて」と少し複雑な気持ちになるものです。今回はOpenAIのAIチャットbot「ChatGPT」と共に平成のトレンドを振り返りつつ、次に来るトレンドを考えてもらいました。
あれも平成、これも平成 次に来るブームは?
まずChatGPTと平成のトレンドを振り返ります。
タミゴチ……? 英語で考えて日本語に翻訳してから答えているのでしょうか。これはおそらく大ブームを巻き起こした「たまごっち」ですね。「ゲームボーイ」初代は厳密に言うと昭和生まれなのですが、「ポケモン」人気に火がついたのは平成でした。「プリクラ」もまさに平成の若者に大ブームを起こしましたし、ユニクロのフリースが爆発的に売れ、最初の大ヒットを起こしたのも平成でした。カラーコンタクトレンズ、スマートフォン関連ワード、YouTuberなども納得感があります。これらの中で令和の今、最も流行りそうなものは何でしょうか。
ChatGPTが予測した最も流行しそうなものは……「タミゴチ」ならぬ、たまごっちでした。もともとは腕時計型で「たまご&ウォッチ」にする予定だったのが紆余曲折あって卵型のデジタル携帯ペットになったというのはよく知られているところ。時代に合わせて機能を増やし進化を続けつつも、基本コンセプトはそのままに、今も愛されている定番のおもちゃですね。ても、定番過ぎてリバイバル感は薄いような気もします。そこで少し視点を変えて、平成の次に流行るのは何年代になりそうか、考えてもらいました。
なるほど、1990年代ないし1980年代が次のブームになると。でも、1990年代って和暦で言えばどっぷり平成なのですが、現在の平成レトロブームと何が違うんでしょうか。
1990年代とはいっても、今流行しているものとは異なる「グランジ音楽」「バンドTシャツ」「ヒップホップファッション」が流行ると。チビTやへそ出しのトレンドはここに該当するような気もしますが、まあいいでしょう。ではChatGPTが「これは流行るだろう」と考えるイチオシアイテムを教えてください。
ChatGPTのおすすめは「グランジスタイルファッション」でした。確かに日常に取り入れやすく、多様性を重んじる現代においてジェンダーレスな装いは好意的に受け入れられそう。さて、ChatGPTの予測は当たるのか、当たらないのか。いつものように無理くり言わせた感も否めませんが、今後のトレンドの変遷を楽しみに追っていきたいと思います。
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