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買い物の情報収集、30代以下では「アプリ」が「新聞折込」を上回る――ONE COMPATH調査今日のリサーチ

自宅で新聞を購読する人が減少し、新聞折込チラシも少なくなっている今、生活者はどのような手段で買い物情報を集めているのでしょうか。

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 凸版印刷のグループ会社で電子チラシサービス「Shufoo!」を運営するONE COMPATHは、全国の男女5272人を対象に「チラシの利用に関する意識調査」を実施しました。

 直近1年間の買い物の際に、情報収集のために利用したものを聞いたところ、トップは「新聞折込チラシ」(29.3%)で、「お店のアプリ」(26.2%)が次点でした。特に10代から30代の若年層では、お店のアプリが25.0%、新聞折込チラシが17.9%と、アプリが折込チラシを上回っています。若年層では「お店の公式SNS」や「SNSでの口コミ」など、SNSを通じた情報収集も全体平均より目立って多くなっています。


直近1年間の買い物の際、情報収集に利用したもの(出典:ONE COMPATH、以下同)

意識的に見るチラシ、新聞折込以外の手段が広がる

 かつてチラシは新聞折込やポストに投函されるものが主流でしたが、今ではデジタルを含めさまざまなチャネルで確認できます。そこで、同調査ではShufoo!などの電子チラシに特化したサービス以外で「意識的に見る・手に取る」チラシについて聞いています。全体トップは折込チラシで28.1%でしたが、2位のお店のアプリも23.5%に達しています。店舗の入り口付近に置かれているチラシも17.1%で3位となった他、「かご・買い物カートの中」に入れられているチラシも8.7%と、意識的に見ている人が一定数いるようです。


意識的に見るたり手に取ったりするチラシ

 若年層では「Googleの検索結果」も14.7%と、一定数います。チラシの販促効果を高める上では配布先の多様化を意識する必要がありそうです。

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