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フードロス削減に「てまえどり」、7割が実践――mitoriz調査今日のリサーチ

「フードロス」という言葉や「てまえどり」といった取り組みが浸透し、消費者の意識はますます高まっているようです。

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 消費者購買行動データサービス「Point of Buy」を運営するmitorizは、会員2007人を対象に「フードロスに関する調査」を実施しました。同調査結果によると、フードロスを意識している消費者は約8割に達したことが分かりました。


フードロスに関する意識(出典:mitoriz、以下同)

賞味期限・消費期限は気にするが、切れたら即捨てるわけではない

 購入してすぐに食べるときには商品棚の手前にある商品の購入を推奨する「てまえどり」について聞いたところ、「実践している」が14.5%で、「商品によっては実践している」の53.9%と合わせると68.4%と約7割に達し、「てまえどり」が広く浸透していることも明らかになりました。


「見切り品」の購入/「てまえどり」の実践

 「賞味期限・消費期限を気にしているか」という質問に対しては「常に気にする」(46.5%)が最多で、「商品によっては気にする」(42.2%)と合わせて88.7%の人が気していることが分かりました。しかし、実際には期限が切れた食品について、「気にせず食べている」が30.6%、「ものによっては気にせず食べている」が65.8%で、合わせると96.4%が食べてしまうと回答しています。


賞味期限・消費期限/期限切れ商品を気にするか、実際にどう扱うか

 賞味期限や消費期限については大半の人が気にするものの、実際に期限が切れた際に即処分する人は少なく、なるべく消費する方向で考えている人が多いことが分かりました。

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