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NetflixとDisney+が「広告付き」で新規加入者増、どんな人が加入している?:Marketing Dive
NetflixやDisney+が開始した広告付きプランは着々と新規加入者を増やしている。広告媒体として今後さらに存在感を増せば、より多くの広告費が従来のテレビからストリーミングに流れることになるかもしれない。
テレビ視聴データの計測を手掛けるSamba TVと調査会社のHarrisXが共同で行った新しい調査によると、広告付きストリーミングプランを選択する消費者の大半は、既存プランをダウングレードした既存ユーザーではなく、新規の加入者であることが分かった。同調査では、Netflixユーザーの11%、Disney+ユーザーの19%が、広告付きプランを選択していることが分かった。これらの加入者のうち、より高額なサブスクリプションからダウングレードしたのはわずか15%で、残りの85%は新規加入者である。
この調査結果は、広告付きストリーミングへの強い関心を示している。消費者の60%は広告を見るためなら割引サービスへの加入を検討すると回答しており、このチャネルが広告主のリーチを増やす可能性も示唆している。
安さ目当てにダウングレードする利用者は少数派
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