Interpublic Group(以下、IPG)の2022年第3四半期の決算発表によると、同社の広告代理店としての健全性を示す主要な指標であるオーガニックレベニュー(既存事業の売上高)は、前年同期比5.6%増となった。
複数の広告代理店を束ねる持株会社であるIPGは、通期成長率予測を6.5%から7%に、ほんの少しだけ上方修正した。この楽観的な見方は、ライバルのPublicis GroupeやOmnicom Groupが同様に堅調な収益を報告していることと一致する。だが、どの企業もマーケティング投資に影響を与える深刻な不況の可能性に直面している。
CEOはこれまでの景気後退期と異なるレジリエンス(回復力)を強調
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