「GA4予測オーディエンス」活用方法をざっくり解説――広告のパフォーマンス改善や可視化にも貢献：CMOのためのデジタルトレンド解説

GA4の目玉機能「予測オーディエンス」とはどのようなものか。その概要と具体的な活用方法を解説します。

[鈴木夕加里，プリンシプル]

　Google アナリティクス（ユニバーサルアナリティクス：UA）からGoogle アナリティクス4（GA4）への移行が急がれる昨今、次なる課題は「GA4へ移行はしたけどどう使いこなすか」ということかと思います。特に、セッションを単位としてパフォーマンス評価を行うシーンの多い広告の分野では、ユーザー単位での計測となったGA4の登場で、広告のターゲティングや評価手法の見直しなど、さまざまな転換が求められています。

　この記事では、GA4の目玉の一つとなる新機能「予測オーディエンス」をいかに広告へ活用するかをテーマに、幾つかの例を挙げていきたいと思います。Googleが命題とする「機械学習の活用」を最も享受する機能「予測オーディエンス」の利点を十分引き出し、一歩先行く広告運用を目指しましょう。

GA4予測オーディエンスとは一体どんな機能？