気象データは近未来のデータ 予測に基づき「役に立つ」広告を届ける：気象データが変えるこれからのデジタル広告

気象データを活用することでどのような広告コミュニケーションが可能になるのか。海外の事例も交えながら紹介します。

[山辺仁美，ルグラン]

　毎年、買おうと思いながら気がついたら梅雨が明けてしまい買わずじまいだったレインシューズ。今年（2022年）は梅雨入り早々にネットで欲しかったブランドのモノを購入し、満足感たっぷりなところに、例年より早い梅雨明けが発表されました。その後、一気に真夏日が続き、レインシューズの出番はないまま。想定外の状況ですが、わがスマホには、レインシューズを購入した履歴に基づく関連商品の広告が次から次へと表示されています。

過去のデータに基づくレコメンドでは不十分