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調査リポート

2021年の炎上発生件数は1766件、前年対比24.8%増――「デジタル・クライシス白書2022」今日のリサーチ

2021年のデジタル・クライシス(ソーシャルメディアを中心としたネット上で発生した危機や重大なトラブル)についてのまとめ。

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 デジタルメディア上での「炎上」が社会にもたらす影響が拡大しつつあり、企業コミュニケーションにも無視できない課題となりつつあります。シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所は、ソーシャルメディアを中心としたインターネット上で発生した危機や重大なトラブルを調査分析した「デジタル・クライシス白書2022」を公開しました。

 シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所は、炎上予防コンサルティングを手掛けるシエンプレが設立した専門研究機関。「デジタル・クライシス白書」は2020年から毎年発行しています。

 第3弾となる今回は前2回と同様に「炎上の露出源」「『炎上』からネットニュースメディアやマスメディアにアウトプットされる状況」「炎上の発生件数及び内訳」「キーワード分析」を掲載するとともに、「炎上の定量的な評価」も追加しています。

 シエンプレ保有のソーシャルリスニングツールを使用して計測した2021年1〜12月における炎上の発生件数は1766件で、前年(1415件)比で24.8%増加しました。最も炎上事案が多く確認されたのは3月の224件、その後4月から5月にかけて減少が続き、6月以降はほぼ横ばい傾向でした。


炎上発生件数(出典:シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所、以下同)

「炎上後の対応」は案外見られている

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