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2021年の「広告」「Web解析」「SEO」 重要トピックスを振り返るCMOのためのデジタルトレンド解説

2021年のデジタルマーケティングのアップデート内容について「広告」「Web解析」「SEO」に絞って、振り返っていきたいと思います。

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 プリンシプルでWebマーケティング×テクノロジーの領域の仕事をしている山田です。早いもので、2021年も残り1カ月を切りました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行から約2年がたちましたが、この1年もマーケティング・テクノロジーかいわいではさまざまなアップデートが行われました。本記事では2021年のデジタルマーケティングのアップデート内容について「広告」「Web解析」「SEO」に絞って、振り返っていきたいと思います。

FacebookコンバージョンAPI

 Web広告の領域では、サードパーティーCookieの利用が終焉に向かっています。各社の広告プロダクトでは、今まで「広告配信時のターゲティング」「広告の効果測定」の2つの面でサードパーティーCookieを利用しており、各広告プラットフォームではこの2つへの対策を取っています。

 Meta(旧Facebook)が提供するFacebookコンバージョンAPIは、広告の効果測定に対するCookieレスソリューションの1つとされています。

 FacebookコンバージョンAPIでは、サーバサイドGoogleタグマネージャ(以下、GTM)との組み合せが必須と誤解している人が多いですが、コンバージョンAPI自体はサーバサイドGTMに依存する機能ではありません。最も理想的な実装としては、ECプラットフォームやCRMプラットフォームなどのシステム側と直接統合し、ユーザー自身のブラウザを介することなくFacebookに対しコンバージョンデータを送信することと思われます。

 「Shopify」や「Magento」のようなグローバルで使われている主要なECプラットフォームでは、プラットフォーム側での対応が行われ、利用者側も高度な技術知識なくコンバージョンAPIを利用できる環境が整いつつあります。

Google広告拡張コンバージョン計測

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