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脱サードパーティーCookie時代のデジタル広告効果測定&出稿計画支援サービス 野村総合研究所が提供:「インサイトシグナル」で培った知見を活用
ファーストパーティーデータ(会員データ)やゼロパーティーデータ(生活者のアンケートデータ)などを活用。
野村総合研究所(NRI)とNRIデジタルは2021年11月1日、サードパーティーCookieに頼らずデジタル広告の効果を測定し、最適な広告出稿の計画立案支援(出稿計画のコンサルティング、枠の買い付け、運用支援など、広告施策の実行支援全般)を行うサービスを提供開始した。
プライバシー保護の観点からサードパーティーCookie利用制限が進む中、デジタル広告を出稿する企業はデジタル広告の効果測定や追跡型広告(ターゲティング広告)を効率的に配信するための代替的な手段を模索している。解決策の一つとなり得るのが、ファーストパーティーデータ(企業が独自に取得する会員データ)やゼロパーティーデータ(生活者の全体像を把握するアンケートデータ)の活用だ。
NRIは、ゼロパーティーデータ収集によって広告効果を測定するサービス「インサイトシグナル」を以前から提供しており、広告宣伝活動のコンサルティングを併せて実施している。2021年4月時点での導入企業は226社。幅広い業種で、主にテレビCMとネット広告を始めとしたプロモーション広告の効果測定に利用されている。
一方、NRIデジタルは、顧客データ基盤の環境構築や、EC(電子商取引)サービス、会員サイトの立ち上げなどデジタル領域におけるシステム開発や運用支援サービスを組み合わせ、ファーストパーティーデータの活用支援と生活者のゼロパーティーデータの活用を支援するサービスを提供している。
今回、両社が協業することで以下のサービスを提供する。
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