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日本のデジタル広告はビューアビリティーが低くフラウド率が高い――IAS調査今日のリサーチ

日本におけるモバイルWeb環境のアドフラウド率はディスプレイで2.3%、動画で2.9%に達し、世界で最悪の結果となりました。

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 デジタルメディアの品質評価および広告検証システムを提供するIntegral Ad Science(以下、IAS)は「メディアクオリティ レポート(MQR)2021年上半期版」を公開しました。MQRでは日本におけるデジタルメディアのパフォーマンスと品質について、世界の市場と比較しながらその実情を明らかにしています。

 これによると、2021年上半期におけるディスプレイ広告のビューアビリティー水準は、Web環境全体で低下しました。世界全体におけるディスプレイ広告のビューアビリティーは、デスクトップで前年比2.4ポイント減、モバイルWebで同3.3ポイント減でした。日本におけるビューアビリティーは、デスクトップディスプレイでは世界平均の69.5%を大きく下回る54.8%。モバイルWebディスプレイでは45.4%でした(世界平均は64.3%)。

日本は依然としてモバイルWeb環境のアドフラウド率が最も高い

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