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「6G」の特許出願レースは中国がリード、日本は追い付けるか?ほぼ週刊インフォグラフィックス

2020年台後半には実用化が始まるといわれる6Gの技術。日本は世界で存在感を示せるでしょうか。

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 JR東日本の山手線やJR西日本の大阪環状線の5G化が話題になり、空を見上げて街を歩けば、そこここにいつの間にか設置された5Gのアンテナを発見することも多くなりました。ちなみに、ミリ波の使う5Gはその高い周波数特性が故、エリア構築の設計も4Gとは全く異なります。

 さて、現時点でも4Gスマホを使っている、あるいは5G対応機種を持っていても契約プランは4Gという方は少なくないと思いますが、モバイルブロードバンドネットワークの技術の世界では、次世代の標準規格である6Gの研究が着々と進んでいます。Samsung Electronicsが発表したホワイトペーパーによると、6Gが実用化されるまでには平均10年かかるとされています(5Gは8年でした)。同社は6Gの実用化時期を2028年から2030年と予想しており、それを見据えて各国での研究開発も熱を帯びています。

 今回は、100Gbpsの速度を持つとされている6Gの中核技術(通信、量子技術、基地局、AIなど)となる9つの分野の特許出願状況について、世界の勢力図をのぞいてみましょう。


(出典:Statista)

5Gでの出遅れを取り戻したい日本

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