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SDGs推進活動を通しての気付きと企業を取り巻く環境変化SDGsと「ラバブル」な企業【第2回】(1/2 ページ)

今回は全社的なSDGs推進活動の取り組みを進める中で私が経営者としての視点から得た気付きについて述べてみたいと思います。

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 2020年5月、北九州市立大学の眞鍋和博教授の指導の下で当社ラバブルマーケティンググループ(以下、LMG)はオンラインワークショップを開催。グループ全社員約100人が参加してSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)と世界の現状について学びました。以後、全6回のワークショップを通して全員で勉強と検討を重ね、最終的に「SDGsステートメント」と「4つのマテリアリティ(重要課題)」を策定しました。ワークショップで具体的にどのようなことを行ったのかは、LMGのnote(外部リンク)にて報告していますので、ぜひご覧ください。

経営者としての気付き

 ワークショップ終了後は月1回の定例会を開き、パーパス「人と地球に共感を」の策定や、グループ各社の役員を各マテリアリティの責任者として定めるなど、SDGsに基づく経営・組織体制を構築しました。数カ月にわたるこれらの活動で私が思い至ったのは、「われわれのベースは組織である」ということです。ワークショップを通してグループ全社員がフラットに同じ課題に対し取り組み、発言し、提案している光景を見て、完璧ではないにしても、SDGsのコンセプトに矛盾しない働きがいや平等性を意識した組織を作れているという確信を得られたことは、私にとって非常に大きな気付きでした。同時に、これはLMGに限らず、これからの社会において経営を持続していくための重要な根幹だと思ったのです。

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