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調査リポート

日本企業の約8割がCXの取り組みに遅れ――ガートナー ジャパン調査今日のリサーチ

ビジネス上の差別化要素として注目されるCX(カスタマーエクスペリエンス:顧客体験)ですが、日本では残念ながらCXプロジェクトの進捗(ちょく)は遅れ気味のようです。

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 ガートナー ジャパンは、日本企業のカスタマーエクスペリエンス(CX)に関する調査結果を発表しました。

 国内のユーザー企業にCXの取り組み状況について尋ねたところ、「必要だが未検討/進捗が遅い」という回答が3割を超え、「必要なし」「知らない/分からない」と回答した割合も含めると、全体の8割弱を占めることが明らかになりました。

 2018〜2020年の調査結果を比較すると、何らかの取り組みを進めている割合(「進行中・稼働済み」「検討中」)は増えているものの、COVID-19によるビジネスへの影響があったにもかかわらず、CXプロジェクトの進捗が遅いことが浮き彫りになりました


2018〜2020年の日本におけるCXプロジェクトの状況(出典:Gartner、2021年6月)

日本におけるCX推進者の最多は「営業担当役員」

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