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セールスフォースが業界別クラウドにロイヤルティープログラム運営ブランド向けツールを提供「Salesforce Loyalty Management」提供開始

セールスフォース・ドットコムは近年、業界別の課題解決に注力し、「Salesforce Industry Cloud」シリーズを展開している。その戦略の全容と最新ソリューションについて紹介する。

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 セールスフォース・ドットコム(以下、セールスフォース)は2021年5月20日に記者向けのオンライン説明会を実施。業界ごとの課題解決に取り組む「Salesforce Industry 360戦略」とIndustry Cloudシリーズの新製品「Salesforce Loyalty Management」の詳細について解説した。

Salesforce Industry Cloudとは何か

 セールスフォースは「Sales Cloud」「Marketing Cloud」「Commerce Cloud」「Service Cloud」などのビジネスアプリケーションを共通プラットフォーム「Salesforce Customer 360」上に展開している。これにより企業は部門間の垣根を越えて単一の顧客ビューを獲得できる。顧客がいつどこにいてもつながることができ、各部門が連携しながら一貫性のある体験を提供できるということだ。

 Customer 360のコンポーネントの1つとしてセールスフォースが昨今注力しているのが、業界別ソリューションだ。2016年3月(日本では10月)に金融サービス業向け「Financial Services Cloud」の提供を開始して以来、製造業向けの「Manufacturing Cloud」、消費財ブランド向けの「Consumer Goods Cloud」、教育機関向けの「Education Cloud」、NPO法人向けの「Nonprofit Cloud」をリリースし、各業界の個別の課題解決を支援してきた。

 2020年2月には業界別CRM製品を提供してきたVlocityを買収してこの取り組みをさらに強化し、通信サービス業界向けの「Communications Cloud」、メディア業界向けの「Media Cloud」、エネルギー・電力業界向けの「Energy & Utility Cloud」をラインアップに加えた。ここに後述するLoyalty Managementと医療機関向けの「Health Cloud」を加えた総称が「Salesforce Industry Cloud」である。


業界向けソリューションを提供するSalesforce Industry Cloud(出典:セールスフォース・ドットコム、以下同)

Industry Cloudを導入するメリット

 セールスフォース常務執行役員の今井早苗氏(インダストリーズ トランスフォーメーション 事業本部)は「あらゆる活動の舞台がデジタルへと移行する中、小売、ヘルスケア、金融サービスと、これまでのリアルでの成功体験を生かせず戸惑うインダストリーは多い」と語る。

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