PwC Japanグループは2021年1月から2月にかけて世界100の国・地域で5050人のCEOを対象に実施した「第24回世界CEO意識調査」の日本版調査結果を発表しました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により世界経済は大きなダメージを受けましたが、今回回答したCEOの76%が2021年の経済成長の回復を予測しています。この割合は2020年の22%や2019年の42%から大幅な上昇。同調査でこの質問を開始した2012年以降、前向きな見方を示している数値が最高水準となりました。特に北米では86%、西欧では76%のCEOが経済の回復を予測しています。自社の成長見通しについても楽観的な見通しが広がっています。今後12カ月間の自社の売上成長見通しについて「非常に自信がある」と回答したCEOは約36%に上り、2020年の27%を上回りました。
将来に向けたデジタル投資への意欲が高まる
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