インテージは2月14日の「バレンタインデー」を前に、全国の16〜69歳の男女を対象に2000人規模の自主調査を実施。前年の調査結果と比較しつつ新型コロナウイルス感染拡大がバレンタインデーにもたらした変化について発表しました。
調査では個人でバレンタインデーのために個人が用意するチョコの種類を
- 本命チョコ
- 義理チョコ
- 家族チョコ
- 友チョコ
- 世話チョコ
- 自分チョコ
に分類。女性の回答結果を前年の結果と比較したところ、ほとんどが横ばいでしたが、本命チョコが13.9%から7.7%とやや目立って減少していることが分かりました。
金額ベースでは自分チョコと友チョコを除き微増。特に増えたのが世話チョコ(世話になった人へのお礼)で1210円から1622円と、3割以上増加しています。
スイーツ専門店のD2C、百貨店サイトが躍進
2度めの緊急事態宣言が発出され「ステイホーム」を基本とした生活を送る人が増える中、チョコレートを見に行ったり買ったりする手段にも変化が出ているようです。購入場所として前年Webサイトを利用した人の割合は12.5%でしたが、これに対して2021年は19.5%が利用予定と回答。7ポイント高い結果となっています。利用率、伸び幅ともに最も高いのがチョコレート・スイーツ専門店のサイトで前年9.1%から16.1%と7ポイント増、百貨店(デパート)の通販サイトは4.9%から9.5%と5.4ポイント増えています。Amazon.comや楽天市場などECモールも4ポイント増でした。一方でリアル店舗はほぼ横ばいから微減。特に通販サイトで数字を伸ばした百貨店は、リアル店舗では約4ポイント減でした。
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