調査リポート
生活者視点から見たDX 受容層43.1%、拒否層12.5%――日本IBM調査:今日のリサーチ
「IBM Future Design Lab.」の調査によると今後、DXの波は産業の場から生活の場へと拡張していく兆しが見えています。
政府や企業がDX推進を叫ぶ中で、最終的にその受け手となる生活者はDXについてどう感じているのか。日本IBMは、社会変革とテクノロジーを焦点にした議論を深めるプロジェクト「IBM Future Design Lab.」の活動として、「コロナ後を見据えた、生活者動向・DX受容性調査」を実施しました。
同調査では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による生活価値観の変化やデジタルトランスフォーメーション(DX)によるサービスの高度化への期待などを明らかにしています。
調査では生活者への最大のベネフィットをサービスと定義し、「デジタル環境や技術の向上を背景に、提供されるサービスが高度化していく風潮を受け入れるか」という問いを投げかけました。その結果、「積極的に受け入れたい」「やや受け入れたい」の合計(以下、受容層)は43.1%に達しました。「どちらとも言えない」との回答(以下、態度保留層)は44.4%、「やや受け入れたくない」「全く受け入れたくない」の合計(以下、拒否層)は12.5%にとどまりました。
拒否層に意外と多い男性20代
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