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新型コロナ接触確認アプリ プライバシーと感染抑止の間で揺れ動く各国の対応世界のモバイルアプリトレンドを読む

欧米では新型コロナ「第2波」への危機感が高まっています。主要国における接触確認アプリ事情をまとめました。

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 北半球の国々の秋は深まり、再び、新型コロナの感染者数が急増しています。ジョンズ・ホプキンス大学の集計(日本時間2020年10月15日夕刻)では、世界の感染者数は3853万7000人でした。また、WHO(世界保健機関)は2020年10月16日に 、ロシアやヨーロッパ地域で新たに確認される感染者の数が同年4月に比べて2倍から3倍に増加中であると警告しました。世界各国は感染封じ込め策として、日本の「COCOA」同様の新型コロナウイルス接触確認アプリを公開し、感染者の追跡を試みています。今回は、主要国における接触確認アプリについて紹介します。

この連載について

 アプリマネジメントソリューションを提供するAirnowのAirnow Data(旧Prioridata)のスマートフォンアプリ市場分析データを使い、世界のアプリの動向をさまざまな切り口から探ります。

 通常、MAUやDAUはアプリに実装された測定用SDKを使い、モバイルアプリユーザーをパネルとして推定値を出しますが、 Airnow DataはAirnow社およびデータパートナーとの提携により150万社のデベロッパーとパブリシャーデータ、さらに35億台のトラッキング対象デバイスとビッグデータから算出しています。


プライバシー重視のBluetooth接触確認アプリ

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