調査リポート
世界のCMOの62%が今後1年間マーケティング予算は削減か横ばいと回答――電通インターナショナル調査:今日のリサーチ
電通インターナショナルが世界規模で実施した「CMO調査2020」の結果です。
電通グループの連結子会社で海外事業を統括するDentsu International(電通インターナショナル※)は、世界の主要12市場(日本、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、ロシア、スペイン、英国、米国)の1361人のCMO(最高マーケティング責任者)を対象に、コロナ禍におけるCMOの課題や自社の戦略に対する意識調査「CMO調査2020」を実施しました。
調査は2018年から毎年実施しており、2020年5〜6月にかけて実施した今回の調査は3回目。今回CMOにとって現在の最大の課題として挙がったのは、「コロナ禍が生活者の消費行動にどのような恒久的な変化をもたらすかを理解・洞察すること」です。一方で、回答者の62%が、調査時期から12カ月間はマーケティング予算を削減あるいは横ばいにする見通しを示しており、これによりCMOの直面する課題がさらに困難なものになると考えていることが分かりました。
※2020年9月にDentsu Aegis Network(電通イージス・ネットワーク)より改称
「フロンティアCMO」の5つの戦略とは
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