調査リポート
「マーケティングテクノロジーカオスマップJAPAN2020」をアンダーワークスが公開:今日のリサーチ(1/2 ページ)
掲載数は前年比1.3倍。2020年のマーケティングテクノロジーのキーワードは、「3つのO(オー)」だそうです。
デジタルマーケティングの支援を行うアンダーワークスは、毎年恒例の「マーケティングテクノロジーカオスマップ JAPAN」の2020年版を発行しました。今回公開されたカオスマップはアンダーワークスが独自調査をへて取りまとめたもので、国内で利用可能な1234種類のマーケティングテクノロジーを16分野に分類して1枚のスライドにまとめています。
掲載数1234 カオスマップから見えるMarTechトレンド
アンダーワークス代表の田島学氏によれば、国内の主要マーケティングテクノロジーを分類してまとめた同カオスマップはアンダーワークスが2017年より公開し、今回で4年目となります。
2020年版の掲載数は前年比33%増で、その数は年々増加しています。特に増加が目立つのはB2B向けの企業データ販売(57%増)やデータ整形やクレンジングなどのETL(56%増)、チャットbot/チャットシステム(47%増)など。
また、今回はカスタマーエンゲージメントやオンライン商談、ウェビナーなどの項目を新設しています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で顧客接点のデジタル化が進んでいることから、この辺りの領域は今後も成長が見込まれるというのがその理由です。トレンドの詳細は「ITmedia ビジネスオンライン」に掲載されています。
田島氏は2020年版のキーワードとして以下の「3つのO(オー)」を挙げています。
- Orchestration:オーケストレーション。特にデータ統合(Data Orchestration)と可視化・分析(Analytics)
- One to One/Optimization:ワンツーワン。特にリアルタイムでのパーソナライズ/最適化
- OMO(Online Merges Offline):営業デジタル化、イベントデジタル化、Eコマース、その他、既存顧客接点のオンライン統合
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