調査リポート
インターネット広告に関するユーザー意識 8割のユーザーが情報活用に不安――JIAA調査:今日のリサーチ
ユーザーのインターネットメディア・広告への意識、情報取得活用への意識、業界が取り組んでいる各施策への意識、広告への期待について聞いています。
日本インタラクティブ広告協会(JIAA)は、全国の15〜69歳の男女5000人を対象に、個人ユーザーがインターネット広告に感じている率直な意識ならびに現在業界が進めている各施策の有用性や今後の取り組みの方向性を把握するための調査を実施しました。
各メディア利用者ベースで広告のイメージついて聞いたところ、インターネット広告は「しつこい/不快」「邪魔な/煩わしい/うっとうしい」がいずれも30%前後と、ユーザーにネガティブなイメージを持たれていることが分かりました。また、半数以上のユーザーが「広告表示のされ方」に対して嫌悪感を抱いており、インターネット広告特有の要素がマイナスイメージを醸成する要因となっています。
ユーザーの9割が広告を受容し6割が広告のメリットを理解してはいるが……
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