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「Google Site Search」と「Yahoo!検索 カスタムサーチ」終了でサイト内検索はどう変わる?「テクノグラフィック」で読み解くMarTechの現在

今回は「サイト内検索」と「ライブチャット」の日米市場の採用件数を探ります。

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サイト内検索 | ランキング | 検索市場


 特定企業のWebサイトにどういうソフトウェアが導入されているのか瞬時に分析するデータサービス「Datanyze」。この連載では、Datanyzeを使って、日米におけるさまざまなマーケティングツールの採用状況をレポートしています。今回は、Webサイト訪問者の利便性を大きく引き上げ、顧客満足度と収益を高めるために有用な「サイト内検索」と「ライブチャット」の採用件数ランキングです。

サイト内検索市場は有料ブランドが拡大

 目的の記事や探し物のためにWebサイトを訪問しても、お目当てのコンテンツへ即座にはヒットできずに、ページ遷移を繰り返すのは面倒なものです。サイト内検索は、サイト内の検索窓へユーザーが単語を入力すると、関連するコンテンツを探し出してくれる便利なツールです。これを使って、トップページやサイドバーに検索窓を設置しているWebサイトが多く見られます。

 サイト内検索ツールは、ユーザビリティの観点からもSEO対策からも、今や欠くことのできないものです。さらに、検索ログを解析することで訪問者が閲覧したいコンテンツを分析し、Webサイトの改善にも役立ちます。

 そんなサイト内検索市場で近年、1つの大きな変化がありました。廉価な利用料を支払うとユーザーの検索画面から検索連動型広告を非表示にできた「Google Site Search」が2018年にサービスを終了し、無料だった「Yahoo!検索 カスタムサーチ」も2019年3月末に終了したのです。

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