広告効果分析ツール「XICA magellan」を提供しているサイカは、「広告の効果測定方法に関するアンケート調査 2019年版」の結果を発表しました。この調査は、インターネット広告とオフライン広告の両方を出稿している企業に勤務し、直近1年以内もしくは現在オフライン広告の出稿を担当している103人を対象に、2019年4月に実施しています。2018年4月に実施した同様の調査結果と比較し、この1年間で企業に起きた変化にも着目しています。
その結果、2018年調査と比べて「データ分析を行っていない」との回答は約10%減少し、一方で「外部的な影響要因(季節性、競合の動きなど)も含めた統合的な分析」を実践しているという回答は約11%増加しました。この結果から、直近1年間で広告効果測定におけるデータ分析がさらに普及し、かつ分析内容も高度化している傾向がうかがえます。
データ分析が高度化、残る課題はオフラインに
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