調査リポート
子ども・青少年のスポーツ実施状況、運動部活動は中高ともに「週5日以上」が約9割――笹川スポーツ財団調査:今日のリサーチ
体育の日にちなみ、笹川スポーツ財団は4〜21歳を対象に行ったスポーツの実施頻度や実施時間、運動強度などに関する調査結果の中から幾つかのトピックスを抜粋して紹介しています。
2018年10月8日(月)は体育の日。笹川スポーツ財団は、2018年3月に発表した「子ども・青少年のスポーツライフ・データ2017」の中から、子ども(4〜11歳)と青少年(12〜21歳)のスポーツ実施状況やよく行った運動・スポーツの実施種目、運動部活動の活動状況などに関する調査結果をピックアップして紹介しています。
これによると、過去1年間によく行った運動・スポーツは、4〜12歳では「おにごっこ」「ドッジボール」など遊び系種目が多く、12〜21歳では、球技などのスポーツ系種目が上位を占めました。
運動・スポーツの実施レベルを学校期別にみると「レベル0(非実施者)」は学校期が進むにつれて割合は増加しており、この傾向は「レベル1(年1回以上、週1回未満)」に関しても同様で、より増加率が大きくなっています。一方「レベル3(週5回以上、260回以上/年)」では、学校期が進むにつれて割合が減少し、「レベル4(週5回以上、1回120分以上、運動強度「ややきつい」以上)」は、運動・スポーツの機会が学校での運動部活動が中心となる中学校期、高校期の割合が突出していました。
運動部の高校生の2割が土日のいずれかまたは両日に1日6時間以上活動
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