電通の海外本社である電通イージス・ネットワークのデジタルマーケティングエージェンシーのiProspectは、スマートフォンユーザーを対象に音声技術の利用目的とその利用率を調査し、その結果を「The Future is Voice Activated −未来は音声認識−」として発表しました。同調査はアジア太平洋地域(日本、中国、インド、インドネシア、シンガポール、オーストラリア)の6カ国で、18〜50歳のスマートフォンユーザー1800人超を対象に2018年4月に実施したもので、音声技術(音声検索、音声認識、音声対応アプリなどを含む)の利用状況について聞いています。
その結果、「過去6カ月以内に音声認識機能を使用した」と回答した人は全体の62%で、中でも「インド」(82%)と「中国」(77%)での使用が多いことが分かりました。
日本では「一度も音声技術を使用したことがない」人が3割
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Amazon Echoが切り開く未来にマーケターはどう対応すればいいのか
新時代を生き抜くマーケティングコミュニケーションとはどういうものか。iProspectの未来予測「Future Focus 2018」から考察する。 - スマートスピーカーはシニア向き?――ビデオリサーチ調査
ITmedia マーケティングの姉妹サイト「調査のチカラ」より、マーケターが押さえておきたい調査レポートを1日1題、厳選してお届けします。本日のお題は、「スマートスピーカー」。 - 「モノのコマース」とは何か?――モノが顧客になる時代にすべきこと
2018年2月に開催された「ガートナー カスタマー・エクスペリエンス サミット 2018」から、「モノのコマース:スマートなモノを通じた売り上げと顧客エンゲージメントの拡大」と題した講演の内容をレポートする。 - スマートスピーカー向けアプリをドラッグ&ドロップで簡単開発、アイリッジが「NOID」を公開
アイリッジは、スマートスピーカー向けアプリの開発プラットフォーム「NOID」を正式公開した。