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若者の消費意識に変化? バレンタインデーの“恋愛離れ”が止まらない週刊「調査のチカラ」

若者のバレンタインデーの過ごし方、職場でのデジタル化やパーソナルデータ共有についての意識など、調査データから「今どきの日本人像」を探ります。

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 2月11日は建国記念日。せっかくの祝日が土曜日で何となく気分がふさいでいる方もいるのでは? 一方で翌週のバレンタインデーは平日。そこに希望を見いだすか、より一層憂鬱になるかは人それぞれかと思いますが、紳士淑女の皆さまには、気を確かに持って生きていただきたいものです。悠久の歴史を刻むわが国ですが、人々の気質には時代とともに少しずつ変化が見られるといわれます。製菓会社のマーケティング戦略から火がついたというバレンタインデーにおいても、生活者の意識は変わってきているようです。今回は、調査まとめサイト「調査のチカラ」の9万件超のストックから、バレンタインデーをはじめ、今どき日本人の意識を探る調査データをピックアップしました。

「ギャレンタインデー」に「自分チョコ男子」、定番イベントに変化の兆し

 バレンタインデーに関する調査を2つ。ホットリンクは、同社のソーシャルビッグデータ分析ツール「クチコミ@係長」を用いて、Twitterにおける「バレンタイン」についての投稿を分析しました。バレンタインに関するツイート件数は直近1カ月間で266万853件。節分の日を過ぎた2月4日に一気に増加しています。この中で男性による投稿に絞ってみると、関連語の最多は「欲しい」とバレンタインチョコを期待する人が多い一方で、3位には「自分」が挙がっていることが分かりました。「自分でチョコを買いたくなる」「自分で毎年おいしいチョコを買っている」など、自分用のチョコを用意する「自分チョコ男子」の増加がうかがえます。

 もう1つの調査はブレインパッドから。同社が扱うソーシャルリスニングツール「Crimson Hexagon ForSight Platform」で「ギャレンタイン(GALENTINE)」というキーワードの分析をしています。これは米国の人気コメディードラマに由来する造語。「ギャル(GAL)」と「バレンタイン(VALENTINE)」を組み合わせ、「女子のためのバレンタイン」を意味する言葉だそうです。2012〜2016年の関連ツイート数は日本では614件とまだまだ少ないようですが、「ギャレンタイン楽しそう」といったツイートも見受けられます。

「職場におけるデジタル化の重要性」、日本人の意識は世界最下位

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