コラム
広告プラットフォームとしてのFacebookに賭ける:“Facebookファースト”で考える(前編)(1/2 ページ)
アジア全域でも数少ないFacebook公式パートナーとして、グローバルに使われるソーシャルメディア運用・解析ツールをシンガポールから展開する起業家が、Facebook中心の広告運用を語る。
日本で「Facebook」が流行の兆しを見せ始めた2009年ごろ、その先進的なFacebook活用において一世を風靡(ふうび)したアパレルブランド「サティスファクション・ギャランティード」。その創業者が佐藤俊介氏だ。2011年にシンガポールに移住し、ソーシャルギアを起業。現在はソーシャルメディアの運用・解析ツール「social gear」を、日本を含むアジア、そして欧米で展開。導入実績は航空業界、金融業界、自動車業界など400を超える。
同社は2014年より「Facebook Marketing Partners」としてFacebookから公式認定されている。「Community Management」の部門での認定企業は、アジア圏では数少ない。2015年6月からはFacebook広告運用システム「social gear Ads+(アズプラス)」もスタートした。
Facebookと共に歩み、ビジネスを拡張し続けてきた異色の経営者は、デジタルマーケティングの領域におけるFacebookの存在意義をどう捉えているのか。佐藤氏自身の寄稿を前後編でお届けする。
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従業員はコラボレーションツールを理解し、私生活で活用している。IT部門が巻き返しを図るべく効果的なソーシャルプラットフォームを企業環境に導入するのは、今が最適な時期だろう。