連載
AIは面倒見の良いコンシェルジュ、マーケティングを「全体最適」へ導く:【連載】ざっくり分かりたいマーケターのための「AI」超入門 第4回(1/2 ページ)
マーケティングオートメーションにAIが実装される意義について、個々の施策の精度を高める「部分最適」と最終的な成果を高める「全体最適」の視点で考える。
前回の記事「AIが実現する100人100通りの「おもてなし」」では、マーケティングオートメーションとAI(人工知能)の接点として非常に相性の良いことを指摘した上で、どのようにマーケティングオートメーションにAIが入り込む余地があるのかを述べた。
一般的なマーケティングオートメーションでは、決められたシナリオにおいて見込み客に対して、決まったチャネル、内容を自動的にアクションしてくれる。それに対してAIを搭載したマーケティングオートメーションでは、決められたシナリオではなく、それぞれの見込み客に合致したアクションをしてくれる。多種多様な見込み客に対して、その見込み客がどれくらい顧客となり得るのかを判断した上で、それぞれの見込み客に合致したチャネルやコンテンツを適切に選択、判断ししてくれるだろう。マーケティングオートメーションがAIによってどのように変わっていくか、現時点で実装されている例も見ながら展望を述べてみたい。
関連記事
- フロムスクラッチ、「B→Dash」にAI(人工知能)を搭載したマーケティングオートメーション機能を実装
- 人工知能を使ったEC向け自動販促ツール、メタップスが提供開始
- 人工知能で「将来のお客さま」にリーチする「Logicad潜在顧客ターゲティング」
- 挫折を重ねてきた人工知能研究が今注目される“歴史的な理由”とは(TechTargetジャパン)
デマンドジェネレーション
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.