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「Social Matters」から探るソーシャルコンテンツデザインの成功パターン【レポート】Social Matters Singapore 2014(1/3 ページ)

2014年5月21日から25日まで、「音楽」「デジタル」「スポンサーシップ」「ソーシャルメディア」というすべてのエンターテイメント領域を対象とするアジアで唯一のB2B2Fanイベント「All That Matters」がシンガポールで開催された。そのプログラムの中で最も注目を集めた「Social Matters」からアジアにおける潮流をレポートする。

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ユーザーを動かすソーシャルコンテンツデザイン

 今年で3度目の開催となるアジア最大のソーシャルメディアカンファレンス「Social Matters」。BrandedとSocial@Ogilvy(ソーシャル・アット・オグルヴィ)が主催する本イベントは、2014年から年2回の開催となり、今年より新設された春のカンファレンスはシンガポールで行われた。秋のカンファレンスは10月に香港で開催される予定だ。

 2007年に流行したキャドバリーのドラミング・ゴリラの映像キャンペーンを憶えているだろうか。

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 世界初とも言えるこのバイラルビデオは、当時テレビコマーシャルの放映なしに2500万回以上再生され、世界中で大きな注目を集めた。SNS黎明期の人々の情報共有手段はまだ電子メールが主流だったため、皆URLをメールで転送し合って話題をシェアした。そして、2013年になり、YouTube史上最大のバイラルビデオとなったダヴ・ビューティ・スケッチ(制作オグルヴィ・アンド・メイザー)の再生回数は1億回近くにまで達した。SNSの普及により、ソーシャルコンテンツのインパクトは飛躍的に増大し、ブランディングツールとして強大な影響力を持つようになった。

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