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モバイルアプリ特有の課題を解決してROI向上――インターフェイス、OSサポート、メンテナンス……:顧客コミュニケーションの手段として有効だが
eMarketerは2014年1月15日、“Mobile Apps Help Lure Customers. Spur Loyalty”(「モバイルアプリが顧客誘導、ロイヤルティ促進を支援」)という記事を掲載した。これは昨年10月、Forbes InsightsとAdobeが収益25万ドル以上の企業の経営層を対象に実施した調査の抄訳記事で、これらの企業がモバイルアプリをリリースするさまざまな理由を分析している。
モバイルアプリを利用する目的で最も多かったのは、「顧客コミュニケーション」(83%)、次いで「カスタマーサービス/サポート」(79%)、「製品情報の提供」(74%)、「取引処理の簡素化」(69%)、「ブランドのエンゲージメント」(67%)。具体的に顧客の購買プロセスにどの程度貢献しているのについては、大きく4つの見解が見られており、「カスタマーロイヤルティの維持手段として」(31%)という回答が最多、続いて「購買ステージにおける主役」(28%)、「購入検討の支援」(22%)、「早期認知」(18%)となり、残る1%が「分からない・不明」という結果だった。モバイルアプリによる顧客とのエンゲージメント促進が、購買に結びつくと考えている企業が大半なようだ。
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