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バリューコマースとWazoo、Eチケット発行システムと連動した「成果報酬型店舗送客プログラム」の提供を開始:アフィリエイトサービスのO2O
バリューコマースは8月1日、WazooのEチケット発行システムに対して「成果報酬型店舗送客プログラム」(リアルアフィリエイトサービス)の提供を開始したと発表した。
このプログラムは、アフィリエイトサイトの閲覧者やポイントサイトに会員登録をしているユーザーを広告主の店舗(やイベント会場)に送客するプロモーションプログラム。同社では実店舗を有するECサイトを広告主と想定しており、同社のEC系アフィリエイトパートナー約2000サイトへの利用を促していく。8月1日からはアウトドアスポーツ用品輸入販売のA&Fが全国主要9店舗で「LODGE商品 10%OFF」キャンペーンを実施する。
プログラムのフロー概要は以下のとおり。
- 広告主(ECサイト)がWazoo管理画面でイベントを作成、アフィリエイト設定
- アフィリエイトサイトやポイントサイトのユーザー向けにメールやバナー広告などを利用したキャンペーン告知を実施
- 広告主サイトを訪れたユーザーに対し、実店舗への来店を促進
- ユーザーが実店舗へ来店し、携帯端末表示または紙面に印刷されたEチケットのQRコードを店舗側がスマートフォン(あるいはタブレット)アプリで読み取る(これにより、ユーザーの来店を確認)
- Eチケット登録データと来店記録を照合
- アフィリエイトサイトに成果報酬を支払う(ポイントサイトの場合、来店したユーザーにポイントを付与)
Eチケット発行システムは、スマートフォンやタブレット専用アプリでQRコードを読み取ることが可能。特別の読取端末や専用システムの開発が必要ないため、「設備投資を極力抑えることができる」(バリューコマース 広報担当 宮下健太郎氏)。QRコードはスマートフォン、フィーチャーフォン、タブレット、印刷に対応している。
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