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電通、Skypeの日本向けディスプレイ広告を独占販売
電通がSkypeクライアントソフト内の日本向けディスプレイ広告を独占販売。ホーム画面に表示する大型バナーを1日1社限定で販売する。
電通は7月19日、Skypeクライアントソフト内の日本向けディスプレイ広告(バナー広告)を独占販売する契約をルクセンブルグのSkype Technologiesと結んだと発表した。
国内で利用されるSkype for Windows(バージョン5.1以降)向け。同ソフトを起動すると、通常バナーより大きな広告をSkypeホーム上に表示。ユーザーがクリックすると広告が倍の大きさになり、インタラクティブな情報提供が可能になるという。広告が埋もれないように、同広告を掲載できるのは1日1社に限定する。
広告はデフォルトで表示されるが、「広告を隠す」ボタンを押すことで非表示にできる。
両社は「今回のディスプレイ広告展開の実現は、Skype ソリューションを日本の広告主に対して訴求するための第1歩になる」としている。
電通は米Facebookと広告主向けマーケティング支援やプレミア広告枠の販売などで提携しており、米Appleともモバイル広告「iAd」の展開で提携。Skypeは米Microsoftが5月に買収を発表した。
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