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アクセス解析支援サービスの「footprint」、キャリアのユーザーIDを取得可能に
アクセス解析支援サービス「footprint」がバージョンアップ。Cookieエミュレーション機能やキャリアユーザーIDの自動取得機能、テスト環境簡単ログイン機能が追加された。
シンメトリックは、キャリアのユーザIDベースでアクセスログを記録することで携帯サイトのユニークユーザーを計測できるApacheモジュール製品「footprint」のバージョン2.0をリリースした。1サーバ1OSのライセンス料金は1台30万円、保守料金は1年5万円(いずれも税別)。
footprintバージョン2.0では、Cookie非対応端末やCookieオフ設定の端末に対してセッションレスで動作するCookieエミュレーションが可能となったほか、キャリアやプロトコルに関係なくアプリケーションが一定のヘッダ情報からキャリアユーザーIDを常に自動取得できる機能が実装された。また、携帯サイトのテスト環境において、事前に設定したユーザIDでのみコンテンツへのアクセスを許可するテスト環境簡単ログイン機能も利用できる。
ほかにも、キャリア別リンクパラメータ付加機能が搭載され、ドコモ公式UIDにも対応した。
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