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ネクスウェイ、検索連動型広告の効果分析と販促支援を強化:個別データを基に提案
検索連動型広告の効果を分析し、Webマーケティングの販促施策を提案するポータルサイトをネクスウェイが顧客企業向けに開設する。
ネクスウェイは6月13日、同社のリスティング広告(検索連動型広告)サービス利用者に対し、広告効果の分析や販売促進施策の提案を行うポータルサイトを7月1日に開設すると発表した。
ポータルサイトの名称は「販促Navigator Myマーケティング」(Myマーケティング)という。Myマーケティングは、同社が集めたWebマーケティングのノウハウや広告効果の市場データを基に、販売戦略やデータを提供する。顧客ごとに過去の広告効果のデータを分析することで、取り扱う商材や予算、販売戦略などを考慮した販促施策を提案する。
具体的には、GoogleやYahoo!などの検索サービスに広告が表示された回数やアクセス数などを、Myマーケティングの専用ページにリポート形式で表示する。これまで1週間単位での更新だったものを日次更新にしたことで、販促担当者はよりリアルタイムに近いデータに基づいて施策を立てられる。これらの情報はサイト上に1年間保存されるため、過去のデータを基に販促戦略を決定できる。ネクスウェイが開催する販促担当者向けセミナーの案内も、ポータル上で提供する。
サービス利用者は無料でポータルサイトを利用できる。今後はSEM(検索エンジンマーケティング)情報の提供や販促施策の設計、提案、効果検証、改善提案といったWebマーケティングの支援も実施する。ポータルサイト上にSEMやLPO(ランディングページ最適化)やSEO(検索エンジン最適化)の結果も表示できるようにする見通しという。
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