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「ポケモンGO」で日本人のライフスタイルは(いきなり)変わったか?週刊「調査のチカラ」

梅雨が明け、土用丑の日に甲子園と、いよいよ夏本番。そして今、熱い夏をもっとホットにしているものといえば、あのゲームでしょう。今週も旬の話題にまつわる調査データをご紹介します。

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 夏休みシーズン突入のタイミングで日本でもリリースされた「Pokemon Go(ポケモンGO)」が、いきなり社会現象となった1週間。ARの技術を実体験できる、運動量が増えるといった肯定的な見方がある一方で、歩きスマホの問題などマナーや安全面での指摘も多く寄せられているようです。街中では子どもよりも大人の方がポケモンGOに夢中になっている感もあり、この新しい娯楽と上手に付き合うのが、大人に課せられた夏の宿題なのかもしれません。今夏は猛暑との予報も出ています。外を歩き回るときは、くれぐれも体調と安全に気を付けましょう。今回も、8万件の調査データをストックする調査まとめサイト「調査のチカラ」から、気になるデータをお届けします。

「ポケモンGO」で30代の3割以上が「テレビ視聴時間が減った」

 ジャストシステムが運営するマーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」は「【緊急調査】位置情報スマホゲームとライフスタイルに関する調査」を実施しました。これによると、スマートフォンを所有する10〜69歳の男女615人のうち39.8%が「ポケモンGO」を利用していると答え、位置情報スマホゲームの中でトップを占めました。そのうち54.4%の人が「歩いたり運動したりする機会が増えた」と回答。また、45.9%が「自分が住んでいる地域の新しい魅力を発見できた」と答えています。「家族との外出機会が増えた」人は27.0%、「家族との会話が増えた」人は35.0%。テレビなどでは歩きスマホの危険性などネガティブ面が強調されることが少なくないようですが、健康増進や地域の魅力発見、そして家族のコミュニケーション活性化といった魅力もあることが確認されました。ちなみに「ポケモンGOで、テレビの視聴時間が減った」のは全体で21.1%、30代では32.1%でした(数字はいずれも「あてはまる」「ややあてはまる」の合計)。

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