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ネスレ日本社長 高岡浩三氏、YouTube日本代表 水野有平氏らが「ブランデッドムービー」を語る:広告の未来はここにあるのか(1/2 ページ)
「ブランデッドムービー」を用いた企業のマーケティングとは? 識者が語り合ったパネルディスカッションの模様をダイジェストで紹介する。
ブランデッドムービーとは、ショートフィルム(短編映画)と企業の宣伝を結び付けた広告手法だ。企業や行政が訴求したいブランド価値をオリジナルのストーリーに仮託し、独立した作品として提供する。
米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(以下、SSFF & ASIA)」では2016年より「Branded Shorts of the Year」を新設し、ブランデッドムービーの優秀作品を選出している。
ナショナルカテゴリーでは早稲田アカデミーの作品「へんな生き物/STRANGE CREATURES」が、インターナショナルカテゴリーではJohnnie Walker Blue Labelの作品「The Gentleman's Wager II(紳士の賭け事II)」が受賞した。また、日本の動画マーケティングをけん引してきた功績が評価され、ネスレ日本が「Branded Shorts Special Recognition Award」を受賞した。
SSFF & ASIAを運営するパシフィックボイスは2016年6月9日、東京・虎ノ門のホテル、アンダーズ東京でその授賞式を兼ねて「動画を活用したグローバルマーケティング」と題したカンファレンスを開催した。本稿ではその中からブランデッドムービーに関するパネルディスカッションの概要をダイジェストで紹介する。
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「ブランデッドムービー」になぜ取り組むのか
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