ニュース
テレビCM放映直後のスマートフォン向け広告配信の効果は? 実証実験の結果を公表:休日日中のCTRは通常比2.2倍にも
ソネット・メディア・ネットワークスは、「Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告配信」における2度目の実証実験の結果を公表した。
2016年4月27日、ソネット・メディア・ネットワークスは、2016年1月に行った「Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告配信」における実証実験の結果を公表した。
Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告は、広告主のCMが放映された情報をリアルタイムに検知し、放映後3〜8分以内に同社のDSP(Demand Side Platform)「Logicad」によって地域や性別などをセグメントした視聴者に対してインターネット広告(バナー)を配信するサービス。
実証実験では、LogicadによるテレビCM連動型配信(放映後30分間以内)と通常の広告配信(放映後30分間以外)の効果測定を比較。実験は2015年9月にも女性向け下着メーカーのCMをサンプルとして行っており(関連記事)、今回は2度目となる。今回は某電子書籍サイトに関するテレビCM(新規顧客獲得型)が対象で、実験対象となったテレビCMの放映期間は2016年1月1〜11日。放映エリアは関東地方。スマートフォン向け広告の配信地域は関東1都6県。今回は、以下の傾向が明らかになったという。
CM放映後30分間の広告配信と通常の広告配信をCTRで比較すると
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ダイレクトマーケティングで利用されている情報提供型広告とDSPの連動:「Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告」がインフォマーシャルに対応
ソネット・メディア・ネットワークスは、「Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告配信」において、 インフォマーシャル(情報提供型広告)と連動したインターネット広告配信を開始した。 - CTRとブランド認知向上に効果あり:「テレビCM放映後30分以内のネット広告配信が有効」――ソネット・メディア・ネットワークスが実証実験
ソネット・メディア・ネットワークスは2015年10月16日、ゼータ・ブリッジと共同開発した「テレビCMリアルタイム連動型広告配信」の実証実験結果を発表した。 - ソネット・メディア・ネットワークス、ゼータ・ブリッジと業務提携:放映中のテレビCMと連動した広告を視聴者のスマートフォンに配信
ソネット・メディア・ネットワークスは2015年6月16日、ゼータ・ブリッジとの業務提携を発表した。