コンテンツマーケティングにプロの執筆者は必要か:採用すべき8つの理由(1/2 ページ)
来年以降、加速すると思われているマーケティング手法「コンテンツマーケティング」。これを実行するにあたってはいくつか課題がある。
コンテンツマーケティングとは、顧客の課題解決に役立つコンテンツを、その顧客の理解度に沿って提示し、ニーズを喚起して案件につなげるマーケティング手法のこと。これを実行するにあたってはいくつか課題がある。
2013年12月8日、BUSINESS 2 COMMUNITYに掲載された記事“Eight Reasons to Hire a Journalist in Your Marketing Department”(「マーケティング部門でジャーナリストを採用すべき8つの理由」)では、コンテンツマーケティングを阻害する要因や課題として、次の5つを挙げている。
- アイデアやトピック、タイトルを考案できない
- オリジナルコンテンツを作成できない
- ソーシャルメディア上でコンテンツが共有されない
- ソーシャルメディアからサイトへの誘導率が低い
- サイト訪問者が長時間滞在しない
記事ではこうした課題を解決するにあたり、「ジャーナリストやプロの執筆者の支援があると進めやすい」と述べている。その理由は次の8項目だ。
1. 方向性を示す思想的リーダー
ジャーナリストは、ストーリーを作り出す専門家として、最新ニュースを探し、オリジナルの視点で物語を紡ぐスキルを持っている。こうしたストーリー性を持つコンテンツは、ソーシャルメディアでの共有やWebトラフィックの誘導効果が高く、「信用できるリソース」として自社ブランドを業界最前線に位置付けることにつながる。
2. オーディエンスに楽しんでもらう
オーディエンスの感情に訴え、長期にわたるエンゲージメントを確立するベストな手段の1つは、オーディエンスに役立つもの、もしくは楽しめるものを提供することだ。ジャーナリストはまさにこうしたコンテンツ業界で生きており、そのノウハウはコンテンツマーケティングでも発揮されるはずだ。
3. コンテンツのスティッキネスを向上させる
ジャーナリストが持つ「最後まで興味を持たせる」ストーリーテリングのスキルを、「ページレイアウト」や「画像」などコンテンツ制作全般に生かすことで、ユーザーの興味を惹き付けるコンテンツ制作が可能になる。これにより、サイト滞在時間が伸びるだけでなく、サイト内にある関連記事を読むきっかけにもつながるので、SEO向上といった効果も期待できる。
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