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「あのひと」買いを行っている人は全体の35.4%〜調査データランキングTOP10人気調査データをランキングで紹介

「調査のチカラ」で人気がある調査データを紹介します。「日本人の意外なアイス事情」や「『あのひと』買いの実態を調査」に関するデータがランクインしました。

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 9月7日時点で最も読まれた調査データは「日本人の意外なアイス事情」でした。2位は「全国ソーシャルメディアユーザー1000人調査」で、3位は「『あのひと』買いの実態調査」でした。1位の「日本人の意外なアイス事情」は先週の2位から順位を上げました。南国イメージの強い沖縄の那覇市が最もアイスクリームの消費が少ない市であることなど、意外な調査結果が出ています。2位は「全国ソーシャルメディアユーザー1000人調査」で、PCとスマートフォンでソーシャルメディアの使われ方はどのように異なるかをまとめています。ITmediaマーケティングでも記事になりましたので興味がある方はこちらをどうぞ

 私が興味深かったのは3位の「『あのひと』買いの実態を調査」です。「あのひと買い」とは信頼のおける特定の販売員からモノやサービスを購入する行為を指します。その「あのひと」買いですが、行っている人は回答者全体の35.4%でした。インターネットでのショッピングに慣れているはずの20代であっても男女とも30%以上の人が特定の販売員から「『あのひと』買い」しているという結果が出ています。自分が気に入った、信頼できる販売員=「あのひと」の存在が欲しい、という人は52.4%もいするという結果でした。

 「あのひと」買いで最も多いのは、自動車(47.4%)で、次に家電(36.6%)、洋服/靴(28.0%)などが続きます。また、「あのひと」買いを行う人が販売員に求める資質/能力は、「誠実さ」(22.8%)、「信頼感/安心感」(18.0%)、「商品/サービスの知識」(13.2%)でした。商材ごとに「あのひと」買いする理由が分かれており、自動車は信頼/安心、家電は豊富な知識、洋服/靴はセンスがあるから、などが挙がっていました。商品やサービスを安心して利用したい消費者の心理が垣間見えた結果でした。顧客から選ばれる販売員を擁する店舗はサービス面での差別化を図り、売り上げを確保しています。電球を換えにわざわざ家まで来てくれる地元の小さな電気屋さんを思い出す結果でした。

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