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P&Gの現役社員が語る、ブランドの危機を救った「消費者がボス」の戦略:V字回復の裏側(1/2 ページ)
P&Gが持つ数々のブランドの中でも有名な「パンパース」「パンテーン」。だが実は両ブランドは近年売り上げが低迷していた。見事V字回復を果たした立役者である2人が、どのようなステップを踏んだのかを明かした。
全世界で年間約7兆円の売り上げがあってなお、2018年に5%もの成長を遂げたProcter & Gamble(以下、P&G)。優良ブランドを多数抱え、世界最大級の消費財メーカーとして揺るぎない地位を確立しているP&Gだが、実は「パンパース」と「パンテーン」の主力2ブランドには、売り上げが大きく低迷していた時期があった。現在は両ブランドとも見事V字回復を遂げているが、復活の要因はどこにあったのか。
2019年11月20日にフロムスクラッチが主催したマーケティングカンファレンス「MiXER」のキーノートセッションに、P&Gのブランドマネージャーである岡田久雄氏と瀬戸温夫氏が登壇。それぞれが担当したパンパース、パンテーンの復活までの軌跡について語った。
モデレーターは、元P&Gマーケティングディレクターでクー・マーケティング・カンパニー代表取締役の音部大輔氏が務めた。
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